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糸谷哲学

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糸谷哲郎、順位戦C級1組からB級2組へ昇級!

第72期の順位戦において無敗の9連勝で昇級を決めた糸谷哲郎。しかしこれは取組対戦表が決まった時点で多くの人が予想したことだろう。

問題は、糸谷哲郎の順位戦における安定性の乏しさ、ぐらいだろうか。強い若手に勝ち、ベテランに取りこぼす等、その奔放さ故の不安定が 魅力ではあるものの、ファンの心をやきもきさせていたことは事実である。しかしこの第72期は一味違った。

苦しそうな将棋も暴発せずにじっと辛抱し、良さそうな将棋でもその良さを拡大するようないわゆる順位戦らしい戦いぶりを見せてくれたのだ。 最終局、富岡戦においては富岡プロの作戦が炸裂した…というよりは、糸谷哲郎がより過激な順を採ったことによる敗戦となったように思えるのだが (特に時間を大きく残している点等)、ここはご愛嬌となるのか、或いは来期B2での苦戦の予兆なのか。私は前者であると思っているが。

昇段のコメントとしては「(最終局を待たずに昇級を決めることが出来て)次回に勝負をかけなくてよくなったので、気持ちが楽になった。 (本局は)対石田流で1回指してみたい戦型だったが実際に指してみて、良いとは思ったが玉が薄かったので大変だった。 (ここまで今期振り返って)印象に残っている対局は片上戦、小林裕戦。この2つを勝ち切れたのが大きかった。 (来期の抱負としては)まずは順位戦の連勝を伸ばして行きたい。豊島竜王や稲葉竜王に追いつきたい。」というものが残されている。


年度 勝ち 負け 勝率
在籍クラス・主な活躍
2013(後日、過去の分も含めて更新予定) - - - C1(9-1)、-

最終局で負けてしまったものの、その才能はB2止まりのものではないので当然、来期も昇級争いに絡むことを期待したい。 ただ、やはり安定度、順位戦についてはここに尽きるのではないか。


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